名駅歯科の症例

入れ歯治療への思い

義歯(入れ歯)で悩みぬいた方々の口腔内は、様々に異常な状態に陥っていますが、しかし症例には共通のパターンがあります。
ここでは名駅歯科の目指す良い義歯(入れ歯)作りの原則と主な義歯(入れ歯)の症例とその治療と結果を示し、皆さんの快適な口腔再生への一助としていただきたいと思います。

名駅歯科に来院した患者さんで、口腔の状態に非常に困った方は、ある日突然悪くなったのではなく、長い間に歯や歯ぐきの疾患が徐々に進み、ブリッジや冠などの修復物・義歯(入れ歯)の状態も悪化し悪循環におちいってしまった方々です。つまり、様々な理由や背景がありますが、ムシ歯や歯周病をしっかりと治療できずに、30代、40代と経過するに従い、歯の動揺が進み、そして全体に咬み合わせが悪くなり、残存歯や特にバネのかかった歯には、通常でも義歯(入れ歯)の横ゆれの力がかかるのに加え、咬み合わせが悪くなるに従い、異常な力がかかり、一層歯周病を進め、歯や歯ぐきの状態が悪化します。

そして抜ける歯が増えるに従い入れ歯も大きなものとなっていきます。歯周病もさらに進み今まで義歯(入れ歯)を支えていた歯が抜けそうになったり、更に歯がグラグラ動くようになり、いよいよ痛くて咬めない、うまく話せないという状態になります。最悪は前の歯が抜けて人前に出られない人前で話せないということになります。

この様に口腔内が広範囲にわたりひどくなった方々は、概ね40代~50代の方に圧倒的に多く見られます。
治療を始めてもなかなか最後までしっかり通院できなかった、仕事が忙し過ぎた、痛がりでなかなか治療の決心がつかなかった、恥ずかしくて行けない・・・などの理由の方が多いのですが、遂にどうしようもなくなり、最後には開き直り、治療を最優先に最後まで続けた方が、遂に健康な口腔を回復し、数十年続いた口腔全体の崩壊はようやく止まります。

そして皆さんは一様に「最後までしっかり治療してよかった。こんなことなら早く治せばよかった」と言います。 口腔全体の状態が悪く悩んでる方はとにかく即受診・即治療がベストです。
万一治療に不安があったり、予算が予定以上の時には歯科医にはっきり自分の意見・希望を伝えるのです。すぐ歯を抜いたり、注射をすることはないですから、ゆっくり考え、歯科医に相談すればよいのです。

治療開始の決断をせずに、ただ時が経ち口腔をより悪化させてはいけません。解決の為に勇気を出して挑戦して下さい。必ずいっそう前進、改善した口腔となります。
本サイトが名駅歯科に来院する患者さんに限らず、多くの悩める患者さんの健康増進の一助となればこの上ない喜びです。

高田和朋

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